~おいピータン!!1巻~16巻(未完)ご紹介~
伊藤理佐によるオムニバス漫画。ギャグ?コメディ?タッチなんだけど、
ふふふと笑いながら読み進めているとうっかりほろりと来てしまう…
そんな人情味あふれる漫画がたくさん載っている作品。
よくあるオムニバス漫画のように、前出たキャラが脇役でまたでてきたり、
ちょっとずつ色んな人の人生を通しながら時が流れていく感じ。
長年のファンはきっともうキャラに愛着が出てきて、「ついにあの娘も結婚かぁ~最初はフラれて泣いてたのにね」
なんて、近所のおばちゃん?いとこのおねいちゃん?視点のような。
いや、それよりももっとそのキャラの事情を知っているからもうもはや一人の自分を見ているかのようで、
うれしくなったり悲しくなったり悔しくなったり、ほのぼのしたり、じんわりしたり。
そんな作品が一冊一冊にぎゅっと詰まっている。
~余談~
この作品は実家に住んでいたころ、親が購読していた雑誌「kiss」に掲載されていて、それで出会った。
単行本を購入し始めたのは最初の職場のころで、いやなことがあった日とか休憩時間に本屋さんで購入し
お昼を食べながら読んでいた。フラれたキャラ、不倫をしているキャラ、不倫をされているキャラ、こだわりを大事にしているキャラ・・・
毎日を一生懸命生きている彼らと彼らをとりまく日常にとても救われた。
そしてそれから10年。実家の親も大好きな漫画なので、引っ越す際にピータンは置いてきた。何度も何度も読み返していたので内容は割と覚えているが、
最近またピータン欲が高まり、kindle版で購入。仕事に疲れた時、たまに彼らに会いに行き、癒されている。
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